ギターの断捨離

「サンデーモーニング」膳場さん、頑張っているけど声に特徴がない。
前の関口さんは役者出身だった。
役者の方が声のトーンが耳に残るのかも。

とっくん、モテたいよな。
べんさんは、歌がモテたい。

新大久保には線路沿いに「クロサワ総本店」、系列だと思うが「古楽器やさん」も。


またギターの話。

ギターの断捨離。
べんさんは、少ない方だと思うが10台くらい保有している。

気に入っているのが1930年台(1939)のマーチンギターの0-18。
ボディは修理あとだらけ。
右手のボデーには汗染み。
すごいでしょう?

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ある楽器店で「売ればいくら?」と聴いてみた。
「1万円ですね」
驚いた。

フレット音痴がひどくて何年も使っていなかった。
普通にチューニングしても、3フレットあたりで違和感が。

べんさんの亡き後も誰かに使ってもらいたい。
ギターの「ハラタケ工房」で修理した。
ネックの付け替え。
これでばっちり使えるようになった。

90年の汗が染み付いたギターだ。
どこで、誰が引いていたのだろう?
想像する。

アメリカ南部のミシシッピー近辺で、黒人のミュージシャンがライブハウスで何十年も弾いていたのだろうと考える。

縁あって、わたくしのもとで30年。
そのころ「うたごえ新聞」にエッセイを連載。
原稿料で購入した。

「ギターワークショップ」の川瀬さんが、カタログで仕入れたが、あまりにも状態が悪い。失敗したと話していたギターだ。
けっこう高額のギターだった。
(値段は、恐ろしくて言えない)

店を訪ねるも、何ヶ月も売れていない。
べんさんは、ギターを気の毒に思って購入した。
べんさんは弱いものに弱い。
誰にも見放されたものに愛を感じる。
特に「べんさん」を。
(見放されているべんさんだ!)

永六輔さんが、汗の染み付いた刺し子の木綿上着を着ていた。
庶民の汗や涙が染み付いた上着だった。
べんさんも歴史を感じるものが好きだ。

べんさんのギターを誰がもらってくれるだろうか?
「おじいさんの古ギター」だ。

<おじいさんの生まれた朝に買ってきたギター>

<真夜中にポロんとなったおじいさんのギター
お別れの時が来たのを、皆に教えたのさ>



この記事へのコメント

とっくん
2024年08月04日 14:10
べんさん、このマーティンのギターを売ったということかしら?
すごい年季の入ったギターだね。
縁あって、いや円あってこそ、べんさんの元に来た、ビンテージなんだろうね。