輪島で公演

朝７時に、金沢のホテル出発。
9時30分に輪島のミドリ保育園に。
のと里山自動車道が、何十箇所も損傷。
補修だらけ。
主に谷のそばを走る道が崩れたよう。
今も1箇所、片側通行の箇所があった。
開通するのにどれだけ大変だったろうと思う。





わじまミドリ保育園の１５０人の子どもたち。
職員のみなさんも被災者で仮設に住んでいる人も。
子どもたちも大変な体験をした。
「平日の保育中だったら、どんなに大変だったかわかりません」
保育士のみなさんも被災者。
子どもたちの家庭の状況もわからない。



子どもたちは、底抜けに楽しんでくれた。
何度も書くけど、べんさんは子どもたちと歌うのが大好き。
子どものコンサートだけだったら、あと5年は歌えそう。
コンサート後は、子どもたちをハグ！


午後からは、近くの大屋学童クラブ。
50人。
小学生は、保育園と違った雰囲気。
この違いも楽しい。
1曲だけプログラムをかえて。



そうそう、衣装は「はえをのんだおばあさんの物語」。
コンサート後、子どもたちが側に。
Tシャツに興味を持ってもらった。
3年くらい前に作ったのだけど、子どもたちの反応が欲しかった。
コンサートでは初めて来たけど感触がいい。
たかはしべんグッツにしようかしら？
イラストは、カネナミさん。
べんさんは、このイラストが大好き。
これまで、大切にしていたので、ほとんど着ていなかった。
いいでしょう？


コンサート後に火災にあった朝市跡を訪ねる。
警備の人に話を聞いた。
ご本人は漁師さん。
1月1日は自宅でコタツに入ってテレビを観ていた。
コタツごと激しく揺すぶられた。
家具はみんな倒れた。
いまは仮設で暮らしているとか。

造り酒屋さんに。
保育園にボランティアで歌いに来たと話して、地元の人の力になれるのには、お酒を買っていくのがいいかと。
7月末から、やっとお酒の販売を始めたとか。
まだ半月。
地震で助かった樽のお酒を売っている。
小さな瓶、５本だけ買わせていただいた。
好評なら、取り寄せて応援したい。

べんさんはいま、お酒が飲めないので、誰かに試飲してもらう。

少しの時間だったけど、被災した家、火事にあった町、複雑な思いです。
阪神淡路、東日本大震災とは、また違った被災。
道がない厳しさ。
流通も大変だろうと。

公の支援はもちろんだけど、一般市民の支援も大切だろう。
そう言えば、ボランティアの人がほとんど見られなかった。
車で、金沢、富山から2時間以上かかる。
宿泊施設が少ない。
などなど、複雑な問題もあるのだろう。

今日も九州で地震。
南海トラフトの地震は巨大になるといわれる。
どんな備えをしたらいいのか？

Comments

[とっくん]

べんさん、子どもたちへの歌でのエール、きっとそれぞれの心に残ったはずだよ。
南海トラフ地震も心配だ。

[ふのっち]

べんさんの歌で、子どもも大人も笑顔になる。その時間は、いろんなことみんな忘れて笑い転げる。

そして子どもたちの笑顔を見て、大人たちも幸せな気持ちになる。

そういう時間って、本当に大切だなって思います。

べんさんは幸せの種をまく人。