都城で

残す旅もあと3日。
外では雷が。
昨日は29年ぶりの公演。
宮崎県、都城の子ども劇場。
29年前からの会員さんが何人もいる。
そうした人たちに出会うと、感慨深い。

前回は1995年9月。
阪神淡路大震災の年だった。
東日本大震災、そして能登の地震。
三宅島の大噴火は2000年。

その間、べんさんは父親、母親、弟を亡くした。
29年間、正確ではないけど3000回以上のコンサートがあった。

29年前にコンサートの参加していた子どもさんが親になり、子どもさんを抱っこしている。3世代のコンサート。

これほどの感動は、他のどの歌手もなかなか体験しないのではないか。
べんさんは、このところ毎日だ。

ファイナルコンサートは全国にお訪ねしたいとの思いが強くなった。
40+1、45周年コンサートは全国から川越に来ていただいた。
今度はべんさんが訪ねる。
「ファイナル」というより、「未来へ!」のコンサート。
未来へ、バトンを渡したい。
バトンに代わる言葉がないかしらね。

29年前は1000名の会員がいた。
今の会員は160人。
前列は30人の小さな子どもたち。
お客さんが100人以上いると、子どもたちが盛り上がる。
久しぶりに「子ども劇場」の例会らしかった。

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人と人が繋がりを少なくしていく社会。
「どこか変だぞ!」
そろそろ、みなが感じる頃。
人との出会いが、人生の感動だと、信じて疑わない。
「子ども劇場。おやこ劇場」がその一翼を担っている。

そのことをどのように伝えていくのか?
べんさんの残りの仕事だ!

これから伊集院に向かいます。
1時間半の運転。
景色はいい!

この記事へのコメント

とっくん
2024年10月25日 18:59
べんさん、バトンという言葉が一番しっくりくるよ。