能登震災のおすすめの本です。<地域地消文化情報誌『能登』>
<地域地消文化情報誌『能登』世界一美しい半島へ。>
「令和6年能登半島地震」特集
(発行人・編集人 経塚幸夫 880円 A4版 120ページ)
能登震災の特集の本です。
1月1日という特別な日の震災。
県外から能登の故郷への里帰り中。
もしくは、能登から県外への里帰り中。
それぞれ、1年のもっとも安らげる日だった。
江戸時代の言葉「能登はやさしや土までも」
その能登の大震災です。
その日の体験リポートも載っています。
過疎化が止まらない能登で、観光や産業に努力してきた能登の人々。
その中での大震災。
過去の地震の履歴と被災。
大学の研究者による、これからの復興のあり方も書かれています。
5月の発行なので、その後の9月の大雨による水害は書かれていません。
現在は、陸の孤島と言われる奥能登。
明治期までは、海上交通が盛んで、なおかつ生活時間が今の何倍もゆっくりだったから、けっして孤島ではなかったのでしょう。
今回、海岸沿いの国道も半島の中央を走る「のと里山海道」も地震による大損害。
車で走ってみると、集落の孤立が想像できます。
海岸線にそって国道が走り、里山街道は、谷をねっています。
これからの能登を学ぶことは、これからのわたしたちの暮らしを根本から考えること。
その指針を与えてくれる冊子だと思います。
興味のある方はお読みください。
お近くの方は、べん事務所で貸出します。
ただ・・・。
もしかすると、今回、能登を訪ねたからこの本に、これほど興味を持ったのかもしれません。
今の能登を見ていない人に読んでいただくとそれがわかりそうです。
この記事へのコメント
どんな由来があるのかなあ。興味がわきます。
読んでみたいです。さがしてみます。