「みんなの風♪大交流会」

さいたま市の「みんなの風♪大交流会」に参加。
150人くらいかな?
コロナ以降、全ての行事がストップ。
久しぶりの行事。

べんさんは10数年前から何度か歌わせてもらっている。
嬉しいことに、べんさんを楽しみに待っていてくれたんだって。
べんさんのファンが、ここにもいてくれた。
13時30分から施設の利用者の仲間達の踊りやゲーム。
ものすごく自由で、のびのびしている。
楽しそう。
こんな時間を待っていたのだろうね。

べんさんは2時頃からお客さんとして参加。
司会の男性、言語に障害があるから、何を話しているのかべんさんにはわからないけど、みんなは理解しているんだ。
これがすごいね。
森田ゆりさんも理解できたって。
べんさんには、無理だった。
情けない。

べんさんのコンサートはオーバーして40分に。
コンサートは集中して聞いてくれたので、前の時間と比較しておかしかった。
なんだか不思議な感じがしたのだ。
なんと言っていいのか?

例えば、他の言語で成り立っている、そして、差別もいじめもない、地上のパラダイスのような気がした。

他の障害の人たちの施設とどこか違う。
なんと言っていいか?

「毎年の盆踊りが、地域の人の応援をもらって定着していたのだけど、コロナから中止になって。来年はやりたいと思ってます」
「その時は、また声をかけてね。べんさん、くるからね」
約束しました。

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10年前にJUNホールのイベントに来てくれた「ビトレ合奏団」の飯島くんと再会。
亡くなったお母さんが関わっていた施設です。
次の若者が応援している。
感動。

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コンサート後に、仲間たち、職員の人たちが、CDや本、Tシャツなどを買ってくれました。
仲間の1人は、財布の中から今日もらったのか「お給料袋」からお金を出していました。
胸が詰まります。
彼らは、彼女らは、どんな思いをして働いたのだろう。
このお金を、べんさんは勿体無くて。

生きることの原点を見つめました。

「べんさん、まだまだ歌ってくださいね」
今日も言われました。
喜んでくれる人がいるなら、べんさんは倒れるまで歌う。
あ!言っちゃった!

遊びながら歌い続ける、いい方法を考えた。
それは、また明日。

明日はJUNホールのおお掃除。
時間のある人は手伝って!
10時から12時まで。

この記事へのコメント

とっくん
2024年12月29日 05:42
べんさん、お給料袋を握りしめて、CDを買ってくれる方がいたのですね。これは胸に来るお話ですね。