片付け、佳境に

片付け物はテレビを見ながらできる。
片端からいろいろな番を観る。

ディズニーの映画「ライオンキング」。
どうやってあの映像を作ったのだろうね。
動物たちの動きがリアルだし、まるで作り物とは思えないくらい自然だった。
CGなのですね。デジタルの技術にはまったく感心する。
2019年の公開の映画だそう。

この30年余りを忙しく過ごしてきた。
テレビを見ていて、目を丸くする。
ドラマにしても、構成が違うのです。
時代は変わっている。

「ライオンキング」のテレビ放映のコマーシャルは、若い人たち向けの商品だった。
べんさんのよく見る、年配者向けの番組のコマーシャルは、紙パンツ、運動用具、お墓、介護施設なんてのが多いのだ。

新年の片付けが大詰め。
片付けていると、45年の仕事を振り返る。

いただいた手紙、感想集、膨大な写真。
感想は、倉庫に段ボール５箱ある。
45年間のコンサートの録音は、オープンリール、カセットテープ、MD、DAT、CDと遍歴を重ねている。
この時代に生きたものの歴史的体験だと思う。

ビートルズは、最初２チャンネルのテープレコーダーから録音が始まった。
べんさんの初めての録音の時は、もうマルチ録音だった。

2チャンネルの録音の良さもある。

べんさんの４０＋１、４５周年CDは両方とも2チャンネルの録音です。
勢いがあって、べんさんは好きです。

昔のコンサートを録音したカセットテープは100本以上。
MD、DATはそれぞれ200本ある。
コンサートを撮ったデジタルのビデオテープも100本はある。
（数えたことはない。恐ろしくて）
多分、使い道はない。
べんさんが世を去ったら、捨ててもらうことになる。

生きているうちに、全部を再生してみたい。
だが如何せん、再生機器が、もう使用できないだろうな。

片付けが良かったのは、自分の45年を振り返られたことだ。

子どもの成長の写真を見て、手が止まった。
胸が熱くなる。
大変なのだけど、子育てしている頃が、1番の思い出かも。

Comments

[とっくん]

べんさん、自宅の思い出の品の片づけは、「思い」があるだけに、なかなかはかどらないですよね。簡単には捨てられない。「お金よりも思い出を」なんて言ってた歌手がいたなあ。