まるで寅さんだ!

とっくん、べんさんも小説の1本くらい書きたくなった。
やっぱ、北海道が舞台かな?
長崎から北海道に行った、じいちゃんを書いてみたくもある。
あーあ、恥なら山ほどかいているけどな。


今日1日雨模様。

この1週間ばかり、毎日2クールほど、豊中、和歌山のプログラムどおりにリハーサル。
途中でやり直しがあったりして、毎日3〜4時間は歌っている。

頭は弱いが喉は強い。
今度のコンサートは、さぞかし素晴らしいものになるだろう(笑)。
これまでの経験から、どれだけ練習をしても5割くらいの出来になる。
だから1000回、練習すれば、500くらいの出来栄えになる。(多分)


雨の中、食糧の買い出しに。

駐車場の前の歩道に、傘をさして、大きなスーツケースを転がしている若い女性が2人。
1人は、足を引きずっている。

気の毒に思って、近くに行くなら車で送って行くよ!と声をかけた。
遠慮しながら、いいですか、助かります、と。
「道灌まんじゅう」の店に行きたい、と。
東へ500メートルの店だ。
まあいいかと送っていった。
大きなウサギの置物を見たいそうだ。

「今日広島から来ました。」

「次のところまで送ってあげるから、写真でもとってきなさい。」

(10分くらい帰ってこない。買い物をしていたみたいだ。
荷物を車に置いたままだ。わたくしが持ち逃げたらどうするつもりだろう。)

(Uターンして菓子屋横丁で降ろした。ちょうど車のテレビで広島からの野球中継。広島は快晴だ。)

「わたし、いつもカープの応援に球場に行くんです。今日は森くんが投げていますよね。
私は長野選手のファンなんです。」

「あれ?彼は今はジャイアンツの選手じゃない?」

「そうですけど、いい人なんですよ。今日は友達が応援に行ってます。」
「これからもぐもぐなんとか、に行きたいんです。」

「知らないなあ。」

「わたしも広島はあまり知らないんです。同じですね。広島に来たら声をかけてください。」


「おーい!って呼ぶからね、来るんだよ。じゃあね。楽しんでいってね。」

(お別れした。)

川越で、変なおじさんに出会ったとの旅の思い出を作ってもらえたらうれしい。
なんだか、寅さんに似てきたな!

この記事へのコメント

とっくん
2025年04月14日 20:56
べんさん、本当に寅さんの世界の話ですね。
このご時世に、そんな温かな交流があるんですね。