草薙實さんのお話

はちけんさん、コメントありがとう。
いまや、情報過多の時代。
ブログでの反響は期待しないで書いていますが、見知らぬ人と繋がるのは嬉しい。
草薙實さんを書いたことで、お嬢さんと繋がり、草薙さんの愛読者の人と繋がれた。
実名を書けるのがいいなあ。
故人、公の人なら書きやすい。

わたくしも草薙さんの本、2冊読みました。
ギターをお返ししようとSNSで探していて、實さんが亡くなられてことを知りました。
「限りある日を愛に生きて」(1974年)、「愛すれどいのち哀しく」(1978年)の本も、亡くなられてから読みました。
話題になった本なのですね。

わたくしが初めて草薙さんにお会いしたのは、草薙さんが本を書かれた後だったようです。1982年か、1988年、国連軍縮特別総会へ民間の団体の一員でニューヨークに出かけた後です。
記録が残っているので調べてみます。
わたくしがのった新聞記事を読んで、草薙さんからお電話をいただきました。

前もって本を読んでいたら、もっと深くお付き合いできただろうに、今となっては悔いが残ります。
草薙さんは北海道の浦河の出身。
溢れる情熱と向上心を持った人。
偉そうだけど、わたくしも少し、似たようなタイプです。

後に妻となった紀子さんが重い病になった時に、見ず知らずの實さんが励ましの手紙を書く。
それからの2人のドラマが切ない。
今の時代だと、少し恥ずかしくなるくらい赤裸々なのです。
べんさんも、あのくらい愛情があったら、恋の歌を10曲はものにできるのに、残念です。

はちけんさんも、草薙さんに励まされた人なんですね。
草薙さんからの電話なんて、いかにも草薙さんらしい。

亡くなって10年になるでしょうか?
他の方の書かれた記事を読んで、かなり破天荒の人だったと察します。
表現する仕事は、命を削って生きる。
身につまされる話でした。

實さんはテレビで結婚式をあげ、本もベストセラーに。
その本は、映画、テレビドラマにもなった。
プレッシャーの大きさを感じます。

はちけんさん、草薙さんとの思い出を、ありがとう。

この記事へのコメント

とっくん
2025年05月28日 19:02
べんさん、破天荒に生きるというのは、羨ましいような、でも、やっぱりなかなかできないね。
はちけん
2025年06月08日 09:31
べんさん、お返事ありがとうございます。
札幌公演お疲れ様でした。
20年以上前、こども劇場公演を鑑賞してその時買ったCD(ロバの音楽座)を久しぶりに聴いています。子供達は当時、会場のお手伝いや舞台に上がって一緒に歌うことをとても喜んでくれて、私にも大切な思い出となりました。
帯広の皆さんにもべんさんにもすてきな思い出が出来ますように。