本「地球以外に生命〜」が面白かった

「地球以外に生命を宿す天体はあるのだろうか」岩波書店、佐々木貴教著
昨日、図書館で衝動借りをした本。
子ども向けの本なので、1時間で読んだ。
楽しい。
べんさんは子どもの頃、天文小僧だったので、大体は知っていることなのだが、最先端の科学にワクワクだ。

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天動説から地動説へ至る道を再認識。
コペルニクス、ケプラー、ニュートン。
惑星の動きによって地動説を発見したのでした。

キリスト教的考え方は、天地の中心にキリスト教があって、絶対的なものと信じられていた。宇宙も地球も神によって創造されたものと。(ちょっとニュアンスが違うかも?)トランプさんは、今もそう考えているのかもしれない。

地動説は、私たち地球の生命は、宇宙の一部でしかないと考える。
そこから科学は発展していく。

地球外の生命の探究。
火星、木星の衛星の「エウロパ」。土星の衛星「タイタン」、「エンケラドス」。
生命の誕生に欠かせない水が確認されている。
もしかしたら、というか、必ず生命は発見されるはず。
21世紀中には。

地球は太陽系の1部。
太陽系は、数千億ある銀河系の1部。
銀河系は、宇宙に数千億ある銀河系の1部。
気が遠くなる話だ。

生命のある確率は途方もなく多いはず。
地動説を借りて言うのなら、他の天体で、人類の誕生は奇跡ではないはず。

では、どうして宇宙人と巡り合えないのか?
ある楽観的な説は、それぞれの宇宙人は、巡り合っているが、地球がまだ彼らに発見されていない。
もう一つ悲観的な説は、知的に発達した生命は、必ず短期間で滅びてしまう。

今の世界を見ていると、あながち絶滅説は笑えない話だ。
戦争、環境破壊、絶滅兵器。
どうしたら人類は生き延びることができるのか?

子ども向けの本だけど、考え込んでしまう。
歌にしよう!

遊心さんは天文にも造詣が深い。
こんどゆっくり話しましょう。

この記事へのコメント

とっくん
2025年06月02日 20:40
べんさん、宇宙の話はスケールが大きいね。
絶対に他にも生命体がいるはずだよね。
もしかしたら、もう巡り合っているのかもしれない・・・あ、そこに!
なんてね。