映画「宝島」

鹿児島5公演のプログラムを数えたら、覚えなければいけない曲は全35曲だった。
それぞれのプログラムを何度も歌ってみる。

もうすっかり秋が来ているのだが(おっと飽きだ)歌うごとに新しいアイディアが浮かぶ。
べんさんは天才だ(笑)。

「みんな同じバスに乗って」のイントロ、エンディングに困っていた。
五十回ほど歌って、解決案がやっと浮かんだ。
「なあんだ!」だった。

この歌のMCも、思いついた。
べんさんは、世界を旅している。
そのことを話すのが一番いい。

歌っていると、1日、一歩も外へ出なくなる。
今日は脱出。

3時間越えの映画「宝島」を見てきた。
戦後の沖縄の状況。
「武器をもって平和が作れるか?」
大きなテーマだ。

15歳以上の映倫(?)のマークが。
理由は暴力の描写だった。
べんさんは、平和主義者、映画であろうとも暴力シーンは苦手。
ちょっと辛かった。
広瀬すずの迫真の演技は、よかったけど。

沖縄と本土とアメリカ軍の攻防。
どれだけ沖縄の人たちが虐げられてきたか?
それをきちんと描いているのがうれしかった。
沖縄の人たちはこの映画をどう観ているのか?気になるところ。

戦争や政治によって弱い立場の者が辛酸を舐めている。

「理想では世の中は成り立たないのだよ。現実をみろ、現実を」
そう言われて、どれだけ騙されてきたか?
自分の子どもに、そう言えるのだろうか?
「どうせ、社会は嘘ばかりだ。現実的に生きるんだよ!」と。


正しいことを正しいと言える人を育てるのは教育。
そして家庭も大切だ。

その家庭を大切にしていないのは、何を隠そう私だ。
申し訳ない。



この記事へのコメント

とっくん
2025年09月23日 20:54
べんさん、何かに熱を入れるということは、別の何かが疎かになることがあるね。僕も気を付けたいところだ。