「スピノザの診察室」を読む

こんな歌、なかったかしら?

「トランプちゃんは 王様だ
裸の 王様だ
笑ったら 王様だ
泣いていたって 王様だ

やってこい とんでこい
トマホークと いっしょに
やってこい とんでこい
おもちゃと 一緒に

トランプちゃんは 王様だ
裸の 王様だ
みんなの 王様だ

トランプちゃんは 王様だ
裸の 王様だ
声出したら 王様だ
黙っていたって 王様だ

トランプちゃんは 王様だ
裸の 王様だ
目をさましたら 王様だ
眠っていたって 王様だ」

『赤ちゃんは王様だ」だった。



まだ、お外に出るのは不安なので、自宅待機。
横になる時間が多いので、(縦になると疲れる)ご本を読む。

私のテーブルの上に、誰かがのせた本をひもとく。


「スピノザの診察室」夏川草介著
体調が良くないのに、よせばいいのに、昨日、今日の朝方に一気に読んだ。
寝不足。
風邪にいいわけがない。

おもしろくて引き込まれた。
「神様のカルテ」を書いた人だ。


医療現場を知った。
医療の仕事は、私の仕事と被るところもある。

医学としての大学などでの研究。(私で言えば歌の創作)
それぞれの病院、医院などの医療(私で言えば歌うこと)
そして、最後の看取りの緩和ケア(私で言えば、聴き手の心にどう届いたか)


医療関係の本を読むと、自分までが病気になったように胃が痛くなる。
この本も、胃の痛みを感じながら読み続けた。
読み終わると痛みが治ると思い続けて。

文章や、登場する全ての人たちが魅力的だ。
食べ物、京都の風景の描写もいい。
全てがうまいなあ、と思った。

べんさんも、小説を書くか?
せいぜい、恥くらいしか、かけないな。
それと、頭も。

5時間で読めます。
熟読なら10時間かな?


この記事へのコメント

とっくん
2025年10月24日 20:40
べんさん、僕は、汗をかいたり、節操をかいたり、お尻をかいたりしちゃうかな。