士別おやこ劇場「おかえり」

自分のいやらしいのは、いやらしくない自分でありたいという「いやらしさ」だな。

「優しさは弱さではない」

この46年思い続けていることだ。
弱い人は優しく見える。
実は違うのだな。
本当に強い人は優しい人なのだ。
わたくしも優しい人でありたいと願っている。好きな人だけにではなく、誰にでも優しくなりたいと。

「神様のカルテ」0を読んでいて、そんな文章があった。
かつて他の本でも読んだような記憶がある。
「優しさと弱さは違うのだ」

15年ほど前に藤沢周平を全作品読了した。
1年以上かかった。文庫本で50冊ほど。
あれほど、本に夢中になったことがないくらい。
1度に3冊の文庫本を買い求め、1ヶ月で読み切り、それを1年半続けた勘定になる。
どの本を読んだのか忘れてしまうので、全タイトルを手帳に書き込んで、書店で買い求める喜び。どう表現したらいいのだろう。
歌手を廃業した暁には、再読の楽しみが待っている。


そしていま。
夏川草介にハマってしまった。

本屋大賞を得て、ベストセラーになったのが10年以上前。
映画は見ていたが、本を読んで一気に読んでいる。
「神様のカルテ」など9冊ほど刊行されているようです。
わたくしは5冊を読んで、今は6冊目に入る。

藤沢周平と被るところ。
ヒューマンで、人間への肯定感に溢れている。
何度も涙する。
「人間に生まれて良かった」
犬や猫は本を読めないのだ。
かわいそうなのだ。

あと1ヶ月ほど読書を楽しめる。


日めくりカレンダー、今日は8日。

『おかえり』
北海道の士別おやこ劇場へ贈った歌。
この35年で30回は訪ねている。
変わったおやこ劇場(笑)。
お尋ねすると必ず「おかえりなさい」と。
わたくしも「ただいま」と。

地方の町はどこでも同じだが、子どもたちは青年になると地元を離れ都会へと旅立つ。残った人たちは寂しい!

「いつでも帰っておいで。みんな待ってるよ!」と歌いたかった。
CD化していないので、知られていない歌。

3番は「手柄なくても いいからね 恋人一緒でいいからね 泣いちゃうやつもいるけど みんな待ってるよ」と歌った。
『ふるさと』はいつでも帰れるところであってほしい。
歌ではないが「志をはたして いつの日にか帰らん」じゃなくていいのだ。
志なんか果たさなくても帰れるところが『ふるさと』なのだ。

という歌です。
いい歌なのです。
4月にお尋ねする。
この歌を歌います。
みんな来てね。

この記事へのコメント

遊心
2026年01月09日 02:52
「本当に優秀な人は人を憂う人です。」

ネパールで長年、医療活動を続けてこられた岩村昂医師の言葉です。

ご講演で、この言葉の意味を知り、長女が生まれた時、そんな人間になってほしいととの願いから「ゆう」と名づけました。
とっくん
2026年01月09日 23:14
べんさん、最近、地元で本屋さんの閉店が続いています。
いわゆる、「街の本屋さん」ではなく、大手のチェーン店の本屋さんです。
べんさんの言うような、本屋さんで実際に手に取って買うという購買行動が、変容しているのでしょうね。
サイズや色など、手に取って、試着してという必要が、本にはないので、インターネットでの購入が多くなっているのでしょうね。